自分と同じことをしているかもしれない論文を読むのは苦痛である。とてもストレスがかかる。それでだらだらと読んでいたら連休が終わってしまった。でもまだ読めてない。
金曜日の夜、計見さんの「統合失調症あるいは精神分裂病」という本をアマゾンでオーダーしたら日曜日に届いた。昨日、新聞で「進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線」という本を天外さんが絶賛していたのでオーダーしたら、翌日の今日届いた。なんて速いんだ!でも読む暇がない。
日経新聞の「美の美」という欄でセザンヌが紹介されていてとてもよかった。(以下抜粋)
・・・セザンヌは3次元の現実世界を、いかに2次元の平面空間に収めるかと言うことをとことん追求した人である。・・・セザンヌは、こうした表現物の巧みなデフォルメを駆使する2次元空間の革命的表現者であり、創始者であった。ピカソはもちろん、ブラックもマチスもその追随者となった。・・・
セザンヌは表象の革命者だったことがとても新鮮だった。紹介されていた「マンシーの橋」はオルセー美術館にあるらしい。2年前に行ったけれどまったく覚えてない・・。もったいないことをした。
セザンヌが3次元の現実世界を、いかに2次元の平面空間に収めるかということをとことん追求したように、脳科学者は、現実の世界をいかに「イデアの世界」に収めるかということをとことん考えなくてはならないのではなかろうかとふと思う。
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