火曜日, 12月 27, 2005

ドナドナ

今日、7年間毎日通学でのっていた、ミツビシのトッポとお別れをする。
車検の時期になって、母親がマツダのデミオがほしいと言い出して 買い換えることになった。

思えば、人生最初のマイカーだった(親のお金だけど)。
軽なのに、車内の空間がとても広くて快適だった。
それと、馬力が結構あって、5人のって東京にもいけた。

モノだけれど、愛着があって、お別れをするのはとても悲しい。
将来、もしヒトが意識のある人工物をつくれるようになって、
もし、それが持ち主との間に深い愛着を形成するようになるならば、捨てるということがきっと大問題になるだろう。

ドナドナな気分になった。

博士論文、間に合うのであろうか。時間が足らない。
保坂さんが「小説の自由」とは、小説の展開が、自分の意図から離れて、
小説のそれ自身の自発的な展開によって縛られている状態が
小説の自由だといっていたけれども、
論文が論文そのものの自発的な展開によって書き上がっていく
「論文の自由」モードにはなかなかなれない・・(笑)。

「アイディアの自由」モードにはなれた。電車にのって、
携帯に思いつくままにアイディアを打ち込んでいくと、
1時間で2000文字ぐらいになっていた。最高記録。
これが論文だったらなぁ・・と思う。

でもワーキングメモリーと生成の問題が結びついて、なんだか
とってもすばらしいアイディアを得た!気がする
(いつもこんな調子だけれども)。

とにかく積み重ねていくしかないなーと思う。

火曜日, 12月 20, 2005

Xmax speical 2005

研究室のクリスマススペシャルの日。
アハ・ネズミのイメージが突然思いついて、どうしても頭から離れなくて、
それをflashでアニメーションにする。
今年の優勝商品はiPod Video 60G blackでタナベが優勝した。
ビデオ作品をいつもつくっておもうのは、苦労のわりにはインパクトがたらない。
なんというか、ヒトの感情を揺らすことは難しい。生身の人間が潜在てきに
もっている情報量は膨大だ。タナベの作品は、自分の殻をやぶって
GAPをつくりだすことに成功したインパクトがあったと思う。おめでとう!
お酒を飲みすぎて、かえりの駅をのりこした。あしたから、博士論文をかかないと・・。
祭りがおわって現実につれ戻された気分。ふぅ・・。

月曜日, 12月 05, 2005

踊り場

いつのまにか12月。
論文は登録でとまっていて、まだブラッシュアップ中。
しかし、客観的にみることができなくて苦しい。

プロであるということは、きっと、自分の作品を客観的にみることが
できるということが絶対条件のはずで、これはまずいと思いながら、
時間がすぎていく。

土曜はひたすら眠った。寝るとひらめく確率がたかくなるというデータが
あるけれど、アハは来ず。

ひたすら眠ると夢をみた。普段はあまり夢は覚えているほうではなくて、
惰眠をすると、回復に割かれていた脳のリソースが夢をみることに
まわってくるのかもしれない。夢を覚えているというのはかなり
贅沢なことなのかもしれないなぁと思う。

夢は、銀河鉄道の夜の、近未来版のような感じで、列車に乗っていて、
なかでは、バージェス頁岩で発見された奇妙な動物たちが浮遊していて、
そして、その列車は東京の上空を高速で飛び回っていた。うーん。

今日は、客観視できないのは、きっと、なにか無意識に原因があるに
ちがいないと思い、そうだ、精神分析をしようと思いたつ。

どうも、今の研究の行き詰まり感を正視できないのが問題なようなきがして、
だったらどんなことをしたいの?とひとりブレーンストーミングが
はじまって、アハ連鎖がきて、一日中それにはまる。うーん。

明日からがんばろう・・。