土曜日, 12月 23, 2006

映像詩:海の一日


12月は研究室のゼミで


Xmasスペシャルというイベントがあって


なにかだしものをしなくてはならない。





このくそいそがしい時に・・


と思いながらも現実逃避で


いままで撮った映像を探しはじめたら


去年の夏に研究室旅行で


沖縄の渡嘉敷島にいったときに


撮ってお蔵入りしていた映像を発見する





おもしろい映像を撮りたくて


早朝の海岸を撮ってみたり、


防水したデジカメと


浮き輪とシュノーケルと魚肉ソーセージを装備して


熱帯魚を撮ってみたりしたのだが


今回、唯一つ掘り出し物だと思ったのが


気のすすまないオンゾウに


魚肉ソーセージをあげて


カメラの前を横切ってもらった


この10秒の映像。






D





脱力した感じが生み出すなんともいえない余韻が


波の音と重なって心地よい。











詩は人生を豊かにする(きっと)


そして詩とは映像である(たぶん)





古池や蛙飛び込む水の音





は言葉でありながら日常の


一瞬をとらえたすばらしい映像なのだ、と思う。





映像詩 里山 命めぐる水辺 [HD DVD]


昔、NHKスペシャルの「映像詩 里山 命めぐる水辺」という


すばらしいドキュメンタリー番組を見て


映像が詩になることを知る。





詩になる映像を「映像詩」とよぶ。


この「海の一日」は


さわやかな風がふわっと吹き抜ける一瞬を


とらえた映像詩なのだ!!





・・という苦しい説明を


作品をエンドレスで再生しながら


みんなのまえでしたら


優勝した!うれしいなり。





YouTube:


http://www.youtube.com/watch?v=Xw54ofcNjQE