木曜日, 12月 02, 2004

アイディアのぷよぷよ連鎖

 アイディアのぷよぷよ連鎖と呼べるような状態があると思う。ある概念Aはある概念Bで説明できるのではないかとか、さまざまな概念群同士のリンクをはろうと頭がフリーランしている感じ。概念の編集のような感じか。

 はじめてそういう感覚をもったのはM2の10月頃だったと思う。たいてい帰りの電車の中で起こる。そして99%のアイディアはその後見直してみると使い物にならない。もしEEGで脳の活動を計測したとすると、おそらくグローバルな神経活動の同期現象が時間的に連続して観察されるにちがいないと思う。
 
 今年の8月の朝うつなときの夕方にも、そういう感覚をつよくもって、元気になったことがあった。脳の自発的な活動それ自体が報酬を生みだすところが、自分の中で閉じていておもしろいと思う。
 この頃、アイディアのぷよぷよ連鎖がまえよりもよく起こるようになった(だからといって良質なアイディアが量産されているわけではない・・)。

 高校生のころDr.Nakamatsuの発想法に興味をもっていて、毎日プールに潜って発想しているという話を読んだ。1時間で30コぐらいアイディアを出すらしい。それで、当時、そうか!と思ってプールにいって潜ってみたけれども何もアイディアは出なかった。
 あの頃になくて今あるものは、膨大な知のネットワークとそこに新しいリンクをつくりだそうとする強い目的意識だろう。あれから8年の月日が流れたのか・・とふと思った。

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