月曜日, 3月 13, 2006

アマゾン×古代文明×google earth

先週の月曜日にTBSで古代発掘ミステリー秘境アマゾン巨大文明という番組がやっていて、それをビデオでみたらおもしろかった。

メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明を4大文明というけれど、
じつはアマゾンにもうひとつの古代文明があったのではないか?というはなし。

アマゾン川上流域にモホス大平原という湿地帯があって、雨期はほとんど
水没してしまう地域に、

ロマという、最大のものに直径が600mもある、盛り土された丘が点在している。
雨期に氾濫する際に、移住地が冠水しないようにつくられたと考えられていて、
2万個ほどみつかっているという。

また、最大のもので一辺が20kmもある、正方形や長方形の形をした人工湖が
2000個近く散在していて、古代人が農業を行うための治水目的で
作られていたという。人工湖はみんな北東の向きを向いているらしい。

さらに、ロマとロマは、テラフレインという直線の盛り土で結ばれている。
雨期に島のように散在しているロマ同士や人造湖を結んでいたらしい。
テラフレインはモホス大平原にあるもので総延長5000km以上もあるという。

アマゾンの古代文明は、ロマと人工湖をノード、テラフレインをリンクと
みなすと、それらが複雑なネットワークを形成していたらしい!

昔、映画「ドラえもん のび太の大魔境」で、のび太が秘境を冒険したいと
言い出して、ドラえもんの道具のロケットをつかって、アフリカの空中写真
を撮影して、その膨大な写真の中から秘境を探す、
ということをしていたんだけれども、

ふと、今ならgoogle earthを使えば、似たことができるじゃん!と思いつく。

google earthをインストールしてアマゾンの古代文明を探してみた。

Santa Ana de Yacuma, boliviaというキーワードをいれると、長方形や正方形の
人工湖がたくさん散在する地域が見つかった!これがその写真。



みんな北東の方向を向いている。おもしろい(笑)
ロマやテラフレインはどれなのかよくわからず。

最近、google earthで古代ローマの新遺跡を発見したというニュースがあったけれど、

google earthってすごい!と実感する。すごくおもしろい。

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