木曜日, 11月 09, 2006

いつもの道を


五反田駅から研究所に向かって歩いていると、


男の人が後ろから小走りで追い抜いていった。





その男は日本代表の青いユニフォームをきていた。


日に焼けた顔、伸びた髪を後ろで結わえて、年齢は30前半ぐらい。


詰まったリュックを背負っていて、


その両脇からビニール袋がぶら下がっている。





小走りにあるきながら、並ぶ自販機の釣り銭口に


ひょいっひょいっと手を突っ込んで釣り銭をチェックしていく。


コンビニ前のゴミ箱の中身も丹念にのぞいていく。





一連の動作がかれの小走りの動作のなかに


なめらかに組み込まれていて


なんだかその道を極めた達人に見えてきて、


面白いと思った。





そうしていたらネットサーフィンで


養老さんと甲野さんの


古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か


という本を発見して、思わず購入。


2 件のコメント:

じゅん さんのコメント...

「身体」で思い出したけど、整体師が書いた本を先日読みました。
好きな事に集中して取り組んでいるときの骨盤と、強制されて何かをやっているときの骨盤とでは、形が違うんだって!
たしか、骨盤だったと思うけど、脊柱とかかもしれないです。
不思議だよね!

toru さんのコメント...

じゅんさん、素敵な話ありがとうございます!
昔、骨盤のひずみ(?)のせいで右足のつけねが
痛くなったのですが、
仰向けに寝て足を片足ずつ90°まで上げて
腰を中心に足先で円を描くピラティス体操をしたら
治ったことがあります!
骨盤がずれたときはレッツ・ピラティス体操です♪