M2のタナベの修論発表の日。すすかげ台へ。
立派な発表だったと思う。お疲れさまでした。
ある事柄を想起したあとに、それと競合するような似た事柄を覚えると、想起した事柄の記憶がより不安定になるということは、PTSDの治療の原理としてつかえるだろうし、創造性の問題とも関係していると思う。あるひとつのことを考え続ければ考え続けるほどそれ自体は不安定になって、異なる概念に対してつながりやすくなるのではないか?そんなことを考えていたら記憶の問題はおもしろい!と思う。
アベカワ君の発表。相手に対して生理的な拒否反応と学問的な拒否反応が同時に起こるとヒトは原理主義者モードになる。おそらくそういうことなのだと思う。
夜、3時間ぐらい寝たあとに目がパッチリ醒めて眠れなくなった。酔っていたせいもあるし、ウツ気味だったせいもあるが、研究はまとまるのかとか、このままでいいのだろうかとか、ネガティブなことで頭が一杯になる。そうしているうちにふともしタナベ実験が正しいのならば、このネガティブな想起をした直後に意図的にポジティブな気分を想起させれば、ネガティブな想起が不安定になってるところに、ポジティブな想起が干渉して入れ替わってくれるのではないか?と思いつき、やってみたらかなり効果があって、そのあとすぐ眠りに落ちた。
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